今回は、優しくていい人だけど何故か人から嫌われてしまう人の会話をテーマにお話ししていきたいと思います。
なぜ今回このテーマにしたかと言うと、
周りを見渡すと、割と人に親切にしてたりとか優しくしてるのに、あんまり好かれない人が多いなという印象を受けたからです。
元々とてもいい人なのに、
鬱陶しがられたり、何かこの人といると何かちょっと疲れるなと思われたり、なんか嫌われる人っているんですよね。
何故かなと不思議だったのですが、色々見ていると会話や言葉選びに原因があるなと気がつきました。
今日はこの嫌われる人の会話のときに使ってる言葉の共通点をお伝えします。
そしてその上で、言い換え言葉など解決策もお伝えしていきます。
私自身は、20代のうちに飛び込み営業をしており、何千人もいる中でトップテンとか入ったことがありますし、
営業マンの人材育成等をした経験がありますので、今まで本当にたくさんの人を見てきています。
優しいのに嫌われてしまうのってすごく損だと思いますので、悩んでいる人は参考にしていただけると嬉しいです。
結論から先にお伝えしますが、
どういう人がいい人なのに嫌われてしまうかと言うと、「ごめんなさい」とか、「すいません」を連呼する人です!
心当たりがある人もいると思いますが、何もしていないのに「すみません」って口癖のように謝ってしまう人いますよね。
店員さんも多いですよね。
職業柄、お客様なのでと思って丁寧に会話をしてるのかもしれないですけど、
お客様は神様です!みたいなこういう考え方もあると思うんですけど、関係を築いていく上では逆効果になってしまう危険がありますね。
私自身も自分のクライアントさんがいますけど、お客様ではなくクライアントと呼んでいます。
お客様も私を選んでくれてるし、でも私もお客様を選びます。
なので、クライアントと呼ぶのが適切だなと思っています。
変な上下関係をあえて作らず横並びの関係を築くようにしています。
お互いが良くなるために契約を結ぶ、お金を払うという考えです。
いわゆるへりくだる対応をすると、相手が自分より下の存在なんだって認識されてしまうので、
あまり好きではない言葉ですが、なめられるという現象が発生しやすくなります。
あとは、逆にわざとへりくだる人もいますよね。
自分が下にわざと入り込んで、人間関係を作る人もいますけど、そう言うケースはいい状態の人間関係は作りにくいし、長期的な関係は難し
くなってしまいます。
なので、特に第1印象で「すいません」とか「ごめんなさい」って言ってします人は、「ありがとうございます」と言い換えてみてください。
ついつい「すいません」と言いそうになったら、一呼吸おいて、「ありがとうございます」と言ってみてください。
癖になってる人も多いので、練習をしてみてください。
「ありがとうございます」
「勉強になりました。」
「教えていただきありがとうございます」
「助かります」
など、言い換えはいくらでもあります。
言い換えるだけで随分印象が変わって見えます。
どうしても謝ってばっかりだと、自信がなさそうだなという印象を受けがちになります。
謝らないといけないタイミングではないのであれば、悪いことはしていないので、謝る必要はないんだと自覚してください。
せっかく丁寧で、礼儀正しくて、性格が本当は良かったとしてもその良さを見てもらえなくなってしまいます。
それに、こいつ使えるなって言って利用されたりする事が出てきます。
ですので、その人と人間関係が作りたい、この人といい関係を長期的に築きたいっていう場合は、
悪いことしていないのに、謝ったりとかしないでください。
「ありがとう」にその理由を付け加えるとより、あなたの魅力がダイレクトに相手に伝わりますよ。
連絡くれてありがとうとか。席を譲ってくれてありがとうございます。体調が悪かったのでとても助かりましたなど。
相手が受ける印象が格段に良い方向にアップしていきます。
私も幼少期は、割と自分に自信がなくて人間関係というものを上手く作れない時期が一定期間ありました。
やっぱりその時は、「ごめんなさい」とか「すいません」ばかり言っていて、どこかでこれを言っとけば大丈夫っていうふうに思ってる自分が心のどっかにいたんだと思います。
そういう時期があったんで気持ちはすごいわかります。
でも、すごくもったいないです。
あなたは何も悪いことしてないので、ぜひこの「ありがとう。」そして、その理由を伝えてあげてください。
そうすると、さらにあなたの良さが相手にしっかり伝わり、また何かあったときにあなたにいろんなことを教えてくれたり、良い関係を構築できるようになります。
そして、いろんなお誘いを受けることも増えてくると思います。
「すみません」が口癖の人は練習が必要になりますが、自分を取り囲む周りが変わってきますので、是非実践してみてください。